お知らせ
通気ラスはどんな目的で設置されるの？
通気ラスは建物の外壁に設置されるモルタル壁専用の裏打紙つきラス網です。
その主な目的は、外壁における通気性を確保すること。
通気ラスは、壁体内部に溜まった湿気を外部に排出することで構造体の劣化を防ぎ、建物寿命を延ばし、建物全体の耐久性を維持することができます。
他に通気ラスは漆喰の剥離を防止するためにも役立っています。
漆喰は吸湿性が高いため、外部からの湿気や水分が侵入すると膨潤し、剥離やひび割れが発生する可能性があります。
通気ラスを外壁と漆喰の間に設置されることで、外部からの湿気が外壁内部に侵入しにくくなり、漆喰の劣化を防止することができます。
また、通気ラスによって外壁内部の空気が自然に循環することで、結露やカビの発生を抑制し、健康住宅を維持することができます。
漏水防止にも役立っており、万が一外壁部からの雨水の侵入による漏水が発生したとしても、直接外壁に接してなく通気層があるので、通気層より排水を行うことで、建築物の内部まで浸水することのない、2重防水（ダブルレインガード）の効果があります。
通気ラスは建物の外壁における様々な問題を解決するために重要な役割を果たしています。
弊社はそういった通気ラスの製造や工事を承っています。
建物の外壁の設計や施工において、通気ラスの設置をご検討中の不動産会社様、工務店様からのお問い合わせが多くなっています。