ラスの種類について
有限会社 播野は、ラス張り工事に関する業務を行っております。ラス張り工事は外壁左官施工に先立つ立つ仕事であるといえます。ラス張り工事の「ラス」というものに対して、あまりイメージが湧きにくいという方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、ラスの種類について簡単にご紹介をさせて頂きたいと思います。
昔は、竹木舞に土壁を塗る工法から現在のラス、モルタル塗りに変化してきております。竹木舞に変わるものがラス網と呼ばれ、竹木舞→メタルラス(亜鉛メッキ鋼板に細かく切り込まれたラス)→波型ラス(メタルラスにウェーブ加工したラス)→力骨付きラス(力骨があらかじめ溶接されたラス)→通気ラス(裏打ち紙つきラス)のように時代のニーズに合わせて進化してきています。
メタルラスは、竹木舞の代わりに開発
波型ラスは、モルタルの塗圧を確保するために開発
力骨付きラスは、ラス網をモルタルの中心部に配置するべく開発
通気ラスは、建物の劣化を防ぐ目的(壁体内の湿気を逃がす)で開発
日頃、外壁左官業に携わっていない方々には、気づきにくい部分ではありますが、弊社を含め業界として日々、改良していますので、これをきっかけに少しでもラス網(外壁左官工事)に興味を持っていただきたく思います。
ラス網の製造メーカーである有限会社 播野は、左官業において重要な役割を果たすラス網の製造から販売まで行い、左官業に従事している方々へお届けしています。ただ製造して販売するのではなく、現場からの声をカタチにしてより良い製品を提供できるように日々試行錯誤を繰り返していますのでお気軽にお問い合わせ下さい。